野良猫のつぶやき

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2003年10月13日  スケール

先週、ある物件を客先に納品してきた。 完璧とは程遠いが、それなりに達成感のある仕事だった。 実のところ、9年ほど仕事をしていて達成感があったのは初めてである。 これまで自分が専門だと思っていた斜面対策設計という仕事は、残念ながら私には向いていなかったのかもしれない。 今回納品したのは、地下水解析の仕事だった。 渦巻きみたいなマークがたくさん出てくる水理解析ではなくて、どちらかというと定性的な水文解析である。 昔から数字も数学も苦手だったから、やっぱりそういう仕事のほうが向いているのかもしれない。
   しかしながら、やっぱりもう少し何とかしたかったなぁという部分もたくさんあって、その中のひとつが住民説明用の大判図面だった。
   納品した帰り、空港へ向かうバスの中で、納品に付き添ってもらった課長さんと話をしていた。
   「やっぱり、大きい図面は大きい図面として作らないとダメですね。 A3図面を拡大しただけではダメですね」
   「そんなん、当たり前や。 ミニカーやて、そうやないか。 ミニカーはミニカーでかっこええけど、あれをそのまま拡大したら、かっこ悪い」
   あはは。 そうだ。 確かにそうだ。 で、そういうことだ。
   そんな大きな図面を作るような仕事は、またいつかあるだろうか。

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